「番外編 シュタイフ社製ミッキーマウスドールコレクション その1」
この記事で紹介するドール
≪007 シュタイフ 蒸気船ウィリーミッキーマウス≫
「シュタイフ社」ではディズニーとコラボレーションして、たくさんの種類のディズニーキャラクターのドールを販売しています。
東京ディズニーリゾートから少し離れますが、私の独断で選んだ、ファンとしては押さえておきたいミッキーマウスドールコレクションを紹介して参ります。
≪007 シュタイフ 蒸気船ウィリーミッキーマウス≫
1999年、シュタイフとディズニーとのコラボレーション「DISNEY SHOWCASE COLLECTIONS」シリーズ第1弾として、限定10,000体で販売されました。
専用の紙箱に入り、価格は30,000円程度かと思います。(ドイツ製)
高さ22cmの自立するスタンディングタイプのドールで、骨格に針金が入っているため、簡単なポーズを決めることができます。
モデルとなったアニメーション映画「蒸気船ウィリー」は、1928年に公開されましたが、当時は白黒映像のため、この作品も白黒がベースで、映画の中から飛び出て来たままのミッキーマウスを、忠実に再現しています。
頭部や体は上質なモヘア製で、目と口は黒い刺繍、舌はグレーの刺繍、鼻は黒いモヘアであり、細長い帽子とパンツと靴はグレーのベルベットです。
映画のとおり、靴は履いていますが、手袋ははめておらず、目は細長い黒い瞳のみで表現されております。
本体以外に、映画の再現として、木製のウッドデッキと木製の舵が付いています。
白、黒、グレーのドールです。お顔は、一般のミッキーぬいぐるみと比べてあまり可愛らしくありません。あくまで、大人のコレクションとしての風貌です。我が家にやってきたのは、2005年頃ですが、箱は破損し、ドールの光沢もだいぶ褪せておりました。
中古品でしたが、シュタイフ社の製品は、ある程度年月で風化しても、風情があり、所有する価値は十分にあると思います。ネットで探せば美品も見つかると思いますが、縁あって我が家に着たドールですので、大切にしたいと思います。
この「スチームボード・ミッキー」ですが、東京ディズニーリゾートでは、東京ディズニーランドの「ミッキーの家とミート・ミッキー」で、タイミングが合えば一緒に写真撮影が出来ますが、一部、白黒ではありません。
また、東京ディズニーシーで、ミニーやピートとセットで、白黒のスタンディングドールやカラーぬいぐるみが発売されました。これらについては後日、紹介出来ると思います。
「蒸気船ウィリー(スチームボート・ウィリー)」
1928年公開、初めてミッキーとミニーが登場する記念すべきディズニー短編アニメーション。
音楽のアニメーション映像をミックスさせたサウンドトラックアニメーションであり、監督、制作、声優を全てウォルト・ディズニーが行なっています。
口笛を吹きながら、体をくねらせて船の舵を取るミッキーや、ガラの悪いピート船長、船に乗り遅れてクレーンで釣り上げられるミニーなど、当時のミッキー、ミニーは結構やんちゃです。
なお、この作品の前に「プレーン・クレイジー」「ギャロッピン・ガウチョ」という作品が制作されていますが、公開されたのは本作品が先だったため、ミッキーマウスのスクリーンデビュー作品は、この作品ということになっています。
そして、本作品の公開日である11月18日がミッキーとミニーの誕生日ということになっています。
なお、「プレーン・クレイジー」では、ミッキーとミニーは裸足で素手だったものが、この映画の中で靴を履いて登場しています。
それでは、ミッキーはいつから手袋をはめたのでしょうか?
1929年の「カーニバル キッド」の中で、ミッキーとミニーは手袋をはめて登場しています。