「番外編 R. ジョン・ライト ディズニーキャラクタードールコレクション(その3)」
この記事で紹介するドール
≪058 R. ジョン・ライト/不思議の国のアリス/アリス≫
≪059 ヤング・エポック社/不思議の国のアリス/白ウサギ≫
アメリカ・ニューヨークの著名なテディベア・ドール作家 R. ジョン・ライト氏は、プーさんやミッキーマウスなどのディズニーキャラクターの作品も手掛けています。
東京ディズニーリゾートと直接関係は無くなりますが、縁があって我が家にやってきた、R. ジョン・ライト氏の作品を紹介して参ります。
上質なウールフェルトとモヘアにこだわり、正確なディテールと丁寧な縫製、色彩豊かで、心地良い触り心地と、重さを感じる、高級感ある逸品ばかりで、コレクターが必ず行き着く伝説の作家だと思います。
≪058 R. ジョン・ライト/不思議の国のアリス/アリス≫
英語名:ALICE IN WONDERLANDE “Alice”
発売年 2003年
限 定 日本限定 750体
価 格 240,000円
サイズ 43cm
2003年に注文受付が行われ、2004年6月に我が家にやってきました。
前年に、「くまのプーさん」を購入していた関係で、発売元のBeans様よりダイレクトメールをいただき、値段も顧みず注文しました。
このドールは、ルイス・キャロルの原作本の挿絵をモデルとして制作された、不思議の国のアリスです。
素材は、全身ウールフェルト、髪の毛はブロンドの人毛、黒いフェルトのリボン、耳、目、鼻、口は繊細な型押しとペイント、ブルーのフェルトのワンピースと白いコットンの前掛け、腰には赤いシルクの大きなリボン、白いコットンの下着、白地にネイビーの縞模様のタイツ、靴は黒のレザーです。
手は、指が5本ちゃんと分離しており、型押しで爪まで表現されています。
さらに、首、両手(肩)、両足(両股)はジョイントで接合、可動し簡単なポーズを取ることが出来ます。
触り心地は、フェルトのサラサラ感がありますが、中味がぎっしりと詰まった「ハードタイプ」で自立します。
「R. ジョン・ライト作品」
1976年、ジョン・ライトはフェルトで人形を数体作り、サーキン・クラフト・ギャラリーで販売したところ、再注文が入るなど人気が出ました。
これがジョン・ライトのドール作家としての始まりです。
彼は、その後も独学でフェルト・モールディング(フェルトの型押し)を学び、彼独自のスタイルを完成させていきました。
『デッサン→モデル作成→鋳型の作成→フェルトを型押し』という多くの工程を経てドールは誕生します。
作品はどれも非常に緻密で、とてもフェルトでできているとは思えません。
また1つ1つへのこだわりも強く、中途半端なできばえのものはリリースしないほどの徹底ぶりだそうです。
表情もとても豊かで、「寝ている間に絶対動いてるでしょう?」と言いたくなるほど、本当に今にも動き出しそうです。
≪059 ヤングエポック社/不思議の国のアリス/白うさぎ≫
発売年 不明
価 格 不明
サイズ 22cm
≪058 アリス≫の大きさに合う仲間が欲しくて、2004年にディズニーストアで購入した定番ものです。ディズニー映画のキャラクターをモデルとしたぬいぐるみです。自立するところが気に入っています。
素材は、全身が白いファー、眼は刺繍、鼻はピンクの合成樹脂、メガネは透明アクリル、赤いベロアの服と白いベロアの前掛けに赤い刺繍のハートのマーク付き、時計を腰に着けています。
ブルーのシルクの襟巻を付け、ズボンはブルーのファーです。
「ソフトタイプ」のぬいぐるみで、すべすべフワフワの触感をしています。
今ではR. ジョン・ライト作品の「白ウサギ」も販売されているようですが、当時はまだ無く、また、東京ディズニーリゾートでも「白ウサギ」の取り扱いは無かったので、ディズニーストアのぬいぐるみをコレクションすることになりました。