「番外編 R. ジョン・ライト ディズニーキャラクタードールコレクション(その1)」
この記事で紹介するドール
≪056 R. ジョン・ライト サーカス・ミッキー ディズニーコンベンション≫
アメリカ・ニューヨークの著名なテディベア・ドール作家 R. ジョン・ライト氏は、プーさんやミッキーマウスなどのディズニーキャラクターの作品も手掛けています。
東京ディズニーリゾートと直接関係は無くなりますが、縁があって我が家にやってきた、R. ジョン・ライト氏の作品を紹介して参ります。
上質なウールフェルトとモヘアにこだわり、正確なディテールと丁寧な縫製、色彩豊かで、心地良い触り心地と、重さを感じる、高級感ある逸品ばかりで、コレクターが必ず行き着く伝説の作家だと思います。
≪056 R. ジョン・ライト サーカス・ミッキー ディズニーコンベンション≫
英語名:Mickey Mouse Disney World Japan Circus Mickey
発売年 2005年
限 定 イベント限定 300体
価 格 110,250円
サイズ 30.5cm
2005年に日本で開催された、「第1回ディズニーキャラクター・テディベア&ドールコンベンション」で限定販売された大変貴重なミッキーマウスドールです。
我が家には、2005年4月にやってきました。雑誌「ディズニーファン」に掲載されていたのを見つけ、会場の「新宿高島屋」まで出向き購入しました。
インターネット通販が普及していなかった頃は、田舎ではこのような買い方しか出来なかったような気がします。
R. ジョン・ライト氏の作品は、前年に「プーさん」を購入し、さらに、山梨県の清里のペンションに展示されていた「クリストファーロビン」を見てからすっかりファンになっていましたし、加えて「ミッキー」に出会えるということなので、往復4時間の時間と新幹線代をかけて新宿まで出向くことに、さほど抵抗を感じませんでした。
「プーさん」と「クリストファーロビン」についても、後日紹介出来ると思います。
このドールは、クラシカルなミッキーがサーカスの団長のコスチュームを身にまとっています。
素材は、全身ウールフェルト、鼻とスティキはレザー、シルクハットとタキシードもウールフェルト。
シルクハットとタキシードは赤を基調としており、ブルーのショートパンツと茶色の靴を履いています。
手には白い手袋をはめており、指は4本ちゃんと分離しています。
口は赤のペイント、目は楕円形の黒い瞳のみで表現されており、クラッシックな顔立ちです。
さらに、首、両手(肩)、両足(両股)はジョイントで接合、可動し簡単なポーズを取ることが出来ます。
尻尾がありません。
触り心地は、フェルトのサラサラ感がありますが、中味がぎっしりと詰まった「ハードタイプ」で自立しますので、抱いて遊ぶのではなく、飾って眺めるものだと思います。
この記事を書くに当たり、「サーカス・ミッキー」が劇場作品中に存在したか調べましたが、DVD「WALT Disney TREASURES」のミッキーマウスカラー・エピソードVol.1,Vol.2の中では、それらしいタイトルは見つかりませんでした。
R. ジョン・ライト氏の作品は、絵本の挿絵をもとにしたものが多いので、この「サーカス・ミッキー」も映画ではなく、コミックやポスターなどから題材を得たものかもしれません。
ドールの出典を探して、DVDや雑誌を探るのも、楽しい作業で、コレクターの楽しみ方の一つです。
『ディズニーキャラクター テディベア&ドール コンベンション2005』
翌年開催された「コンベンション2006」と合わせて、日本で2回開催されました。
「ジョン・ライト・ドール」をはじめ、ドイツのシュタイフ社、イギリスのカンタベリーベア社など、世界中の有名メーカーや有名作家の作品が大集合し、展示販売されました。ユニークな表情のプーさんやミッキーの着ぐるみを着たベアなど、他では見ることの出来ない希少なコレクションが揃っていました。
新宿、大阪、名古屋のタカシマヤで、2005年4月から6月にかけて開催されました。