東京ディズニーシー シュタイフ社製ドールコレクション

「東京ディズニーシー シュタイフ社製ドールコレクション その3」

投稿日:2017年2月27日 更新日:

「東京ディズニーシー シュタイフ社製ドールコレクション その3」

この記事で紹介するドール
≪003 東京ディズニーシー10周年記念 シュタイフ社製 ダッフィー≫

東京ディズニーシーでは、ドイツの老舗のテディベアメーカーである、シュタイフ社とコラボし、キャラクタードールを販売しております。
2001年の開園から、15周年を迎えた2017年までに、全部で6体のドール&テディベアが販売されています。
今回も前回に続き、「東京ディズニーシー シュタイフ社製ドールコレクション」をお送りします。

≪003 東京ディズニーシー10周年記念 シュタイフ社製 ダッフィー≫

2011年の東京ディズニーシー10周年を記念し、限定2,500体、45,000円で販売されました。(ドイツ製)
5周年記念のものと同じく、高さ28cmで首、両手、両足の5か所が稼働します。
首には、5周年記念の時のガラス瓶とは異なり、「10 Duffy」と書いてある陶器製の白いペンダントをぶら下げています。

素材は、5周年記念のものと同じモヘアとコットンですが、10周年記念のものは茶色が濃くなっており、顔つきもアニメ的で親しみやすいものに変化しています。
本体以外に、青いダッフルバックと専用紙箱、シュタイフ保証書がセットになっています。

このシュタイフダッフィーは、ダッフィー人気が急激に高まった時期に発売され、さらに前日に人気報道番組に取り上げられたこともあり、発売4日で完売となったため大変入手しにくいものになりました。
このため、オークション価格では80000円の値が付きました。

また、5周年記念の時にはあったガラス瓶は、10周年記念では省かれてしましましたが、この瓶にはミニーからミッキーにあてた航海の安全を願う手紙が入っており、「ディズニーベア」と「ダッフィー」を区別するポイントだったと思います。


「テディベア」
1903年、シュタイフ社はリチャードの設計したクマのぬいぐるみ(腕と脚を動かせる毛足の長いモヘアで作られたぬいぐるみ)をライプチヒの見本市で発表しました。
このぬいぐるみは、アメリカ人バイヤーの目にとまり3,000体もの注文が入りました。
シュタイフ社のベアは、ルーズベルト大統領の晩餐会のテーブルディスプレイに使われ、セオドア・ルーズベルト大統領のニックネーム「セオドア=テディ」にちなんで、クマのぬいぐるみは「テディベア」と呼ばれるようになり、一大ブームを巻き起こしました。

この写真のテディベアは、我が家のコレクションで、大きくて口を開けているのが「ゾティー」、小さいのが「ペッティー」です。
「ゾティー」が我が家に来たのは1998年4月で、娘の2歳の誕生プレゼントです。
口を開けて笑ったような表情、ずんぐり体型、灰色と茶の長毛が「ゾティー」の特徴であり、シュタイフ社に昔からあるスタイルです。
クラッシックの小さいものが「伊豆テディベアミュージアム」に展示されていたのを見て、前から気に入っていたので、見つけた時は即決で購入しました。
「ペッティー」は、1999年7月の息子の1歳の誕生プレゼントで購入しました。
「ゾティー」が子供には大きすぎて子供が遊ばないことと、普通のクマが欲しいと思ったことで、この大きさとこのスタイルの物が選ばれました。
2体とももとは子供へのプレゼントですが、今では我が家の家宝となっています。

「ボタン・イン・イヤー」
1904年、この頃人気を博したシュタイフ社に対し、粗悪な類似品が多く出回るようになります。他社の粗悪品と区別する為に、シュタイフ社製品の全てにボタンを取り付けるようになります。これが世界で一番古いトレードマークといわれる「ボタン・イン・イヤー」です。現在でも、全てのシュタイフ社製ぬいぐるみの耳には、ボタンとタグが付いており、最高級の品質の証として、今も続くシュタイフ社の商標となっています。
タグの種類と意味をまとめました。
〇白タグ(白地に赤い文字):イベントや記念にちなんで数量を限定して販売されたもので中には発売地域も限定するものもあり、希少価値が高い品が多い。
〇黄タグ(黄色時に赤い文字):量産品であるが、中には販売を限定している品もある。
〇白地に黒い文字:以前に、量産されていた評判が高く人気があった製品を、数量限定で復刻したもの。

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